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2012年9月2日日曜日

平和ボケしている私


8月17~19日にかけて佐倉ミレニアムセンターで

「佐倉平和のつどい」のイベントがありました。

私はその実行委員として、19日会場でのお手伝い、及び20日において

後片づけという事で参加させてもらいました。

今年の目玉として、戦時中のポスターの掲載、幼い頃に東京大空襲を経験された

方の体験談等が聞ける講話等でした。

その他にも、広島、長崎に落とされた原爆
「ファットマン」「リトルボーイ」
の実物大の模型の展示

戦時食の体験

平和コンサート

などなど盛りだくさんでした。

原爆が落とされた後の光景は、去年の東日本大震災による大津波で、
東北地方が襲われた光景と、同じようなものでした。

しかし、ふと思ったのです。
「原爆だって爆弾の一種なのに、爆心地がクレーターのようになっていないのはどうしてなのか?」
疑問でした。

その答えは、
原爆は空中で爆発する設計なのだそうです。


し、し、知らなかった・・・・。

本当に情けないね。

戦時中のポスターもかなりレア物である事を知りました。

戦争で負けた後、「日本の国力がわかってしまうような資料はすべて焼却せよ!」

というおふれがあったそうで、その中にポスターも含まれていたそうです。

それがなぜ、今回掲載されているのか?

このポスターの持ち主が「これは後で何かの役に立つから捨てるな!」
という言葉をご子息に遺された後、今まで、そのまま放置されていた所に

たまたま、蔵をあさっていたら天井の隅の方で発見されたそうです。

非常に興味深かったです。

又、来年も参加しよぉ~~っと!


さて、それでは今回、つまんだ本はというと


東京で地熱発電

東京地熱資源大国ニッポン

著者  清水 政彦





これからの日本において、エネルギーをどの様に調達するのか?

これは非常に大事な問題です

そんな中で、日本の政策として盛んに行われているのが、

太陽光発電、風力発電ですよね。

しかし、それらよりもっと日本にとって有効なのが

「地熱発電」

というのが著者の主張です。

僕も素人ながらそう思ってます。

原発は論外
国防の事を考えてもやっぱりまずい。
どっかの国がミサイル飛ばして、
トラブルか何かで(故意にも出来る)間違って原発に当たったら・・・・・。

太陽光発電は太陽光パネルをつくる際には

ある程度の場所が必要
狭い日本にあまりフィットしない

日本には殆どない(と思う)色々な希少金属を必要としているので
結局原油と同じ資源争奪戦争が起きる可能性が大きい

それでも、イノベーションが起きれば、小さなパネルで電気をつくる事ができる
けれども、それはまだ起こっていない。

風力発電はというと、

風車をずらりと並べてもそれを維持管理するお金が結構掛かるのは、素人でもわかる。

場所が限られている。
などなど


そうなると地熱かなぁ、とは思ってた所にこの様な本をつまんでしまった。

地熱発電は

場所は比較的小さな敷地で、大きな電力を生み出す施設で運営できる
工夫をすれば熱交換率を上げる余地がある。
等、日本において有効な事もあるのです。


今まであまり注目されていなかった理由として

有効な井戸を掘り当てるのにどのくらいのお金がかかるかわからない
今考えられる有効な場所が国立公園の中
地味

等が、マイナスポイントだそうです。

確かに地味だけど、日本に合ってると思うんだけどなぁ。

環境エネルギーに熱心なヨーロッパを見るのもいいけど
もう少し地に足をつけて議論して欲しいよねぇ。

こういう時にはガラパゴスでもいいと思うんだけどなぁ。

でも、この本に触れていなかったのですが、これからの大本命は

水素エネルギー

のような気がします。

排出物 → 

魅力的だよなぁ。

では












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