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2012年6月25日月曜日

先週の日曜日に引き続き、今日も「佐倉平和のつどい」の準備活動に参加してきました。
イベント当日に掲載される資料を見る機会がありました。
その当時の世の中の移り変わりを知る事ができ貴重な時間でした。
学校の先生達も大変だったのですねぇ。
明治憲法を生徒に教えていたのに、戦争が終わったと同時に現在の憲法を教えなければならなくなるとは・・・。
先生の中にも合点がいかない気持ちで生徒に教えていたのでしょう。
その他にも、現在の憲法を世の中に普及させるため、家庭にも現憲法についての手引きが配布されていたんですね。
まぁ、それはそうですよね。
自分の国の一番偉い決まり事が変わってしまったのですから。


それでは本題に
今回つまんでしまった本は

エスペラント 
ー異端の言語ー
著者 田中克彦



帯には「神が与えたことばか、人が創ったことばか」


エスペラントとはポーランド出身のユダヤ人であるザメンホフという方が創った言語です。
「言葉をつくる?」
って、どういうことだろう?何でそんなことするんだろう?
と考えた事はありませんか?

言葉なんて毎日使っているから、あまり気にした事はありませんでした。
でも、いざ海外に行こうとすると、今話している言語は通じない。
だから、日本では英語を覚えるための教育が行われています。

でも、しばし考えてみると、「だからなんで英語なの?」「フランス語じゃダメなの?」
という疑問が湧いてきますよね。

その答えとしては、英語を使う国が多いし、国際会議などでは英語を使うから

では、何で英語なのか?他の言語でもよかったのではないのか?
という疑問が出てくるのは自然ですよね。

明らかに世界全体から見れば不公平感があると思いませんか?

どの国の言語でもない、中立の新しい言語をつくって、それを国際語にすれば言葉による不公平感がなくなると考えられますよね。
そうすれば、英語やらフランス語やらを使わない人たちが、それらを使おうとする時に感じる不安やおびえがなくなる。

凄い発想ですよね。

アジアでのエスペラントの始まりは日本であるとか。
新渡戸稲造さんが世界中の公立学校でエスペラントを教えるように国際連盟にはたらきかけたそうです。

もし、日本の公立学校でエスペラントを教える事になっていたら、どんなによかっただろうと思います。
何故なら、「外国に行く際は英語が必要だから英語を覚えなさい」と言われて覚えるのと
「世界中で通用する言葉だから覚えなさい」と言われて覚えるのとでは、

教わる方も勉強に取り組む気持ちが違うのではないかと思うからです。

エスペラントを勉強してみようかな?

少し長くなりました。
よかったら読んでみて下さい。





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